ご冥福をお祈りいたします
また一人大切な人が亡くなりました。
まだまだ生きるべき人でした。
仕事柄、音楽業界にも詳しく、約2年、たくさんのお話をしました。
新しい音楽の事、古い音楽の事。
出会った頃は病気と片足義足であることを理由に、「オレなんかがボイストレーニングに来てもじゃまになるでしょ?」なんて言ってたのですが、「全然かんけーないっすよ。歌う事が好きならやれることをやってくれれば僕はそんなこと気にしませんし。」
てなことを言っていたのを思い出します。
それから、もちろん特別扱いをすることもなく、互いに一生懸命接する事で友情を深めていきました。
「ナマ義足ってどんなんなん?見せて
」なんて平気で言えるようになったり、歳は父親くらいの差はありましたが、彼は気持ちが若く、本当に友達のように話すことができました。
また、若い世代へ、「良い歌、良い音楽」を伝える事、そして僕の右腕的存在として、頼もしい存在でした。
よく彼は言ってました。
「オレはいつまで生きれるかわかんねーけど・・・。」
正直言えば、僕も彼の話をよく聞いていたのでいつでも心の準備はできているつもりでした。
でも、やっぱりいざその時が来てみると悲しいものです。
「オレはいつまで生きれるかわかんねーけど・・・。」
って彼が言うと
「ほんなら墓はめっちゃおもろいのにしょーぜ。名前もどっかの国のわけわからん文字で掘るとか。
」
なんて冗談を言えるようにもなっていたし、彼も呆れ顔で、でも笑っていました。
亡くなる10時間ほど前にもらったメールが最期になりました。
タイトル:おっは〜
小滝先生
おはよ〜。それにしても寒いですねえ。長らくヴォイ・トレの講座に出ていません。12から出席しようと思ってます。先生の病気は大丈夫ですか。声はあんまり出ませんです。少し出るようになれば嬉しいです。次回頑張っていきます。よろしくです。
最期まで他人の心配ばかりして。
あんたは自分の心配しろっつーのに。
彼と飲みに行った事も、彼の自宅へおじゃましたことも、つい最近の事でした。
とても楽しかったです。
最後に。
長い間病気との戦いは辛かったでしょう。
でも僕の前ではいつも照れた笑顔を見せてくれました。
天国へ行ったら、しばらくはのんびり座ってのんびり見守っていてください。
そして時々、夢の中に現れてプレスリーでも聴かせてください。
本当にありがとう。
そしておつかれさまでした。
小滝コージ
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